NGなトライセプスエクステンション

ダンベル・トライセプス・エクステンション 上腕三頭筋の筋力トレーニング悪いトライセプスエクステンションの例

一生懸命筋力トレーニングをしているのに、なぜか思うような効果が得られなかったり、人から見て「変なフォーム」になってしまっていてはとても残念、無念です。

というわけでこのページでは、ダンベル・トライセプス・エクステンションの「NG!」な例について解説していきましょう。

肘を大きく動かすトライセプス・エクステンション

ダンベル・トライセプス・エクステンションは単関節種目、つまり1つの関節だけを動かして筋肉を鍛える種目です。

そして、鍛える筋肉は肘を伸ばすための上腕三頭筋ですから、厳密に言えば肘だけを動かしてダンベルを持ちあげなくてはいけません。

悪いトライセプスエクステンション動画
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バランスを取るためには、体の少しは動いてしまうと思いますが、ダンベルを持ち上げる時に肩まで大きく動いたりするのはNGです。

無理をして重いダンベルを使おうとすると、肩が動いてダンベル・ショルダープレスのようなフォームになってしまう場合があるので注意しましょう。

そうなると、上腕三頭筋に十分な負荷がかからなくなってしまいます。

また、体を傾けたり、のけぞらせたりしながらダンベルを持ち上げるのもNGです。

動作範囲が狭いトライセプス・エクステンション

のトレーニング種目と同様に、やたらと動作範囲が狭いダンベル・トライセプス・エクステンションも、代表的なNGの例です。

ダンベル・トライセプス・エクステンションでは、肘を大きく曲げることで上腕三頭筋をストレッチすることが重要です。

そうして筋肉に強い刺激を与えることで、効果がアップするからです。

動作範囲を十分に広くしないと、トレーニング効果が半減します。

しかし、中途半端な位置までダンベルを下げた後に、またすぐ持ち上げるようなやり方をしてしまうと、筋トレ効果は大きく落ちることになります。

痛みがあったり、柔軟性に自信がない場合にまで無理をする必要はありませんが、可能な限り広い動作範囲でトレーニングを行うようにしましょう。

勢いをつけて行うトライセプス・エクステンション

筋力トレーニングの経験をある程度積んだ人は、体をゆすったりダンベルに勢いをつけることで、より筋肉に強い刺激を与えようとすることがあります。

これはいわゆる「チーティング」というテクニックです。

勢いをつけて動作を行うと、怪我のリスクが大きくなります。

しかし、ダンベル・トライセプス・エクステンションでは、肩を大きく上げて、さらに腕の筋肉がストレッチされた状態になるので、勢いをつけて動作を行うと怪我をする危険が高くなります。

特に初心者の方は、絶対に勢いにまかせてダンベルを上げ下げしないようにして下さい。

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