スクワットとトレーニング器具
スクワットは自分の体重だけでもけっこういい運動になる筋トレです。
なので場合によっては「器具の要らない筋力トレーニング」ということになるわけですが、今回はトレーニングジムでよく行なわれているバーベル・スクワットに焦点を当てて器具の解説を行ってみましょう。
スクワットラックを使う
スクワットだけを行うなら、一番便利なのはなんと言っても大型のスクワットラックでしょう。
かなり大きいので、よほど広いスペースが無い限りホームジムで使うのは難しいですが、本格的なトレーニングジムには設置されている事が多いです。
ちょうどいい高さのホルダーにバーベルシャフトをゴトンと乗せて、左右からプレートをセットすれば、すぐにスクワットを行う事ができます。
バーベルを一点で支えるだけの簡単なスクワットラックなら少ないスペースでも設置できますが、安定性の面で高重量のスクワットを行うのはちょっと不安な感じです。
パワーラックを使う
もう一つ、ハードなクワットを安全に行える設備がパワーラックです。
パワーラックの例 |
パワーラックにはバーベルをセットするホルダーとセーフティーバーが付いているので、
ホルダー:バーベルを担いでスタートする高さ
セーフティーバー:重さを支えられなくなった時にバーベルを止める高さ
という風にセットすれば、一人でも思い切って高重量のスクワットに挑戦する事ができます。
スクワットとバーベル
スクワットの場合、ベンチプレスやアームカールなどに比べると高重量を扱う事が多く、スクワットラックやパワーラックにセットするので、180cm~200cmくらいの長いバーベルシャフトが使われる事が多いです。
バーベルの例 |
重量にこだわらなければ短いバーベルでも全く問題は無いのですが、ウェイトをグリップ部分の幅がスクワットラックやパワーラックより狭いと死ぬほど使いにくいので、購入時には十分に気をつけて下さい。
ただし、20~30kgぐらいのバーベルをヒョイっと担いで軽くスクワットを行うくらいなら、そもそもラックなどは要りませんので、何でもいいと思います。
トレーニングベルトについて
スクワットを行う時は、出来るだけトレーニング用のベルトを巻くようにしてください。
トレーニングベルトの例 |
トレーニング用のベルトは、お腹の内部の圧力(腹圧)を保ち、腰椎にかかる力を分散させて腰痛などの障害を防止する効果があるためです。
スクワットパッドについて
バーベルが背中に食い込んで痛い!というようなときは、スクワットパッドをバーベルに巻きつけて使うという手があります。
スクワットパッドの例 |
スクワットパッドは安い物だと1000円台から購入出来ますので、背中が痛むようなら試してみると良いでしょう。
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