筋力トレーニングと栄養

筋力トレーニングの基礎

筋力トレーニングと栄養

前のページ「筋肉と超回復疲労やダメージから回復した筋肉が、元も状態より強くなるしくみ。 」では筋力トレーニングの効果を引き出すために、適切な負荷(強度)の運動や筋肉の補修と補強のための時間が必要である事を解説しました。

当サイトは筋力トレーニングの方法論について解説するサイトなので、トレーニング負荷と休養期間の設定についてはこの後のコンテンツで詳しく解説していく予定ですが、超回復疲労やダメージから回復した筋肉が、元も状態より強くなるしくみ。 の概要を知っていただいたところで筋肉を強くするために必要な栄養についても簡単に触れておきましょう。

栄養は筋肉の材料

超回復疲労やダメージから回復した筋肉が、元も状態より強くなるしくみ。 のページではダメージを受けた筋肉を、台風で痛んだ屋根に例えましたが、屋根を補修したり補強するとなれば、当然木材や瓦などの材料が必要になるでしょう。

栄養は筋肉の材料

これは筋肉についても言えることで、どんなに一生懸命筋力トレーニングを行って、どんなにしっかり睡眠を取ったとしても、栄養摂取が不十分であれば、筋肉は成長しないのです。

ちなみに筋肉を構成するメインの成分、屋根でいうところの木材や瓦に当たるのは、栄養素でいうと肉や大豆などに含まれるタンパク質になります。

栄養素と筋肉の修復
ただし、タンパク質だけ多めに食べておけばいいのかというと、そういうわけでもありません。

屋根を補修するためには木材や瓦だけでなく、釘や防水シートや接着剤、そして工具などが必要になるのと同じで、筋肉を強くするためにも色々な栄養素を適度に補給する必要があるのです。

栄養補給とタイミング

また、栄養補給については、ただ単に「必要な量を食べる」という考え方だけでは不十分。

例えば筋肉がきちんと動けるように空きっ腹の状態で筋力トレーニングを行わないとか、筋肉の補強が活発に行われている時間に間に合うように食事をするというような工夫も必要になります。

筋トレと栄養補給のタイミング

人間の体は「食い溜め」がするようには出来ていないので、例えば朝食を山ほど食べたからと言って、その後何も食べていなければ夜のトレーニングの時にも力を発揮出来るということは無いでしょう。

つまり、超回復疲労やダメージから回復した筋肉が、元も状態より強くなるしくみ。 をフルに引き出すには筋力トレーニングや休養だけでなく、栄養補給のタイミングについても考えなくてはならないということです。

上記の通り、当サイトでは筋力トレーニングの方法についての図説をメインにしているため栄養学に関しての詳しい解説は省きますが、これらについては姉妹サイト『肉体改造研究所(筋トレ&ダイエット)』にまとめていますので、ぜひ一度目を通して頂ければと思います。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP