腹筋運動とトレーニング器具
腹筋運動(クランチ)は基本的に床さえあればどこでも出来る筋力トレーニング種目ですが、場合によっては器具があったほうが安全だったり、より負荷を強くするために器具が必要になることがあります。
腹筋運動を行う時に使う器具についてご説明しておきましょう。
トレーニング用マット
腹筋運動は他の筋トレ種目と比較するとレップ動作を繰り返す回数のこと。 数が多めになるので、フローリングのように硬い床の上で行う時は、やわらかいトレーニングマット、ヨガマットなどと敷くようにするといいでしょう。
トレーニングマットの例 |
一見地味な要素に感じるかもしれませんが、背中が床に当たって痛いような状況で腹筋運動をしたりすると、無意識のうちに痛む場所をかばってフォームが崩れることにもなりかねません。
腹筋用ベンチ(シットアップベンチ)
角度が付いた状態で腹筋運動を行うための器具として、片側だけに脚がある腹筋運動用のベンチも売られています。
シットアップベンチの例 |
これは主に状態を起き上がらせるタイプの腹筋運動(シットアップ)のために使われることが多いようですが、クランチに応用することもできます。
角度をつけて行うことでトレーニング負荷を上げて、よりハードな腹筋運動が可能になります。
ダンベルやウェイトプレートなど
普通の腹筋運動だけでは負荷が足りない!という場合は、ダンベルやバーベル用のプレートなどを使うという方法もあります。
要は重いものを持つことによって、腹筋運動の負荷になっている上半身の重さを増やすというわけです。
小さなダンベルなら胸の前に抱えても頭の後ろに持っても邪魔にはならないと思いますが、できればバーベル用のプレートを用意した方が持ちやすく、腹筋運動に集中しやすいでしょう。
腹筋運動を補助する器具
一般名称があるのかどうか分かりませんが、一時期「アブ○○」というような名称で売られていた腹筋運動用のガイドレールのようなものがあります。
残念ながら筋トレ器具の流行サイクルの速さに押されて今ではあまり見かけなくなりましたが、実はこの腹筋を補助する曲がったレールのようなものは、正確なフォームのクランチをマスターするために、なかなか役立つ器具なのです。
通販などで3000円くらいから販売されているようなので、腹筋のフォームがうまくマスターできなかったり、首や腰が痛くなってしまうという人は、購入を検討してみるのもいいかもしれません。
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